近隣トラブル?2人死亡、拳銃で撃ち自殺か(05月31日)
19日未明、東京・江戸川区のアパートで住人の50代の男性と70代の男が倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。警視庁は、近隣トラブルから男が男性を拳銃で撃ったあと、自殺したとみて詳しく調べています。
東京・江戸川区。現場には規制線が張られ、警視庁の捜査員が慌ただしく動き回ります。アパートから男の声で通報があったのは19日午前2時50分ごろでした。
「2階に住む男を拳銃で撃った。これから自分も頭を撃つ」
警察官が駆けつけたところ、このアパートの2階に住む職業不詳のKさん(54)が部屋の玄関部分で頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡。同じアパートの1階に住む73歳の男も部屋で頭から血を流して倒れていて、まもなく死亡しました。 男は職業不詳のW容疑者(73)で、部屋の奥に倒れていて、近くには拳銃のようなものが落ちていたということです。
先月以降、2人からは「足音がうるさい」など生活音をめぐる110番通報が複数回あり、警視庁は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみています。
「トイレが臭いとか、音がうるさいとか、それぐらいですね。Wさんが隣の人に対してそういうことを言う」(W容疑者の知人)
たびたび近所とトラブルになっていたというW容疑者。警視庁は、W容疑者がKさんを拳銃で撃ったあと、自殺したとみて詳しく調べています。
2016年05月